「忘年会のこと」

 渋谷クラフト倶楽部の山野さんが、今年の忘年会のことで相談に見えて、最近ボクの教室に加わった新しい生徒さんたちにも宣伝して欲しいとのことでした。
 下記がその要項です。新入生も歓迎です。
 どうかお気楽にご参加ください。

 渋谷クラフト倶楽部と芳賀教室の「2024年忘年会」を開催します。
 お誘い合わせの上お越しください。
 ●日時: 2024年12月15日(日)18:00〜20:00
 ●場所: 池袋・お好み焼き・もんじゃ「Na味(なみ)」
  https://www.hotpepper.jp/strJ000003337/map/
 ●会費: ¥5000
 参加希望の方は11/29(金)までに山野までご連絡ください。
 よろしくお願いします !
 渋谷クラフト倶楽部
 山野順一朗
 e-mail: yamano11ro@gmail.com
 080-5031-8945

 渋谷クラフト倶楽部はボクの教室の現役生徒とOBたちの集まりです。作品展の開催や勉強会、懇親会、見学会など、さまざまなクラブ活動を行っています。下の写真は、先週みんなで練馬の「ノエカフェ」(ドールハウスミュージアム)へ見学に行った時のものです。

ノエカフェで。

「作家さん3人組」

 昭和42年生まれのミニチュア作家3人組が、巣鴨の「さかつうギャラリー」で、今月2日から、「ミニチュア大好き昭和42年会/合同作品展」という、ミニチュアの作品展を開催中だ。
 その3人が、さかつうの社長(サカモトさん)と連れだって「ギャラリーICHIYO」を表敬訪問してくれた。
 みなさんご来場をありがとう!!
 下の写真、向かって左から、さかつうのサカモトさんに、ミニチュア作家のシミズ・トモミさん、カワダ・タカシさん、モウリ・ナオミさん、以上3人が作家の3人組で、そして一番右は四国のバンビーニさん。(ボケた写真でごめんなさい)。
 こんな訪問を受けちゃいますと、ついつれられて、さっそくわたしも、彼らの作品展を見に行ってきました。会場には、ガレージ、ロボット、カフェの3つのテーマで、三者三様の、ファンタスティクなミニチュア作品、(多分24分の1サイズ)が、小物も含め50点ほどならんでいました。
 オススメです。
 みなさんもいかがでしょうか‥。
 10日までです。
 合同作品展: https://sakatsu.jp/event/10724/

 なお、さかつうさんのレジ下には、ちょっとした「はが作品のコーナー」がありますので、おついでに、ぜひそちらもご覧になってください。

「目が点になる」

 今週は政局でしたね。
 みなさんご存知のように、日曜日に総選挙があって、自民党が大敗し、石破おろしの風が吹き荒れ、国会での首班指名をどうするのかと連日メディアが騒いでいる。
 これ、わたし、けっこう見てるんです。
 脊椎の手術で入院したのが8月末だったが、そのころは、今回の選挙の前提となる自民党の総裁選びのあれこれで大盛り上がりだった。やれキングメーカーの思惑がどうだとか、誰それの推薦人がまだ集まっていないなど、当時入院中だったわたしは、病院のベッドの上で毎日そんな政治系ユーチューブ番組ばっかりを見て過ごした。やがて退院してからは、しばらくは安静にしていろという医師からの指示を良いことに、極力仕事はせず、相変わらず政治系番組ばっかり見ていた。するといつの間にか登場人物(つまり政治家)たちのキャラにもすっかり馴染んでしまい、ますます離れられなくなった。
 そして、一連のストーリーを断然おもしろくしているのは、なんといっても石破新総裁のあの強烈なキャラだろう。あの顔、あの目つき、あの喋り方、彼が登場するたびに目が点になり、つい画面に釘付けになってしまう。

石破茂自民党新総裁

「久しぶりのカトウさん」

 以前ここで生徒を募集した「火の見やぐら制作教室」の初回講座が今週の日曜日(10/20日)午後3時から、ぼくのスタジオでスタートした。
 参加者は以下の6名だった。

 サトウ・キョウコさん (女性・新人)
 マガラ・ヤストシさん (男性・元「孤独の世界教室」生徒)
 スズキ・カツヤさん (男性・元「孤独の世界教室」生徒)
 ナカジマ・ユウさん (女性・現「ブーランジェリー教室」生徒)
 オウ・コクさん (男性・元「午後の鹿骨教室」生徒)
 カトウ・ヒトヒコさん (男性・元「あづまや教室」生徒)

 最下段に名前のあるカトウ・ヒトヒコさんは、わざわざ四国から、前日の晩に東京入りし、参加したという熱い人。以前、彼は東京神楽坂のマンションに住み、ボクの教室へ通っていたが、この春、そのマンションを引き払い、いまは生まれ故郷である四国の新居浜に移り住んでいる。そしてこのたびは、この「火の見やぐら教室」へ参加するために、はるばる新居浜から、講座のたびに上京し、ガンバルつもりだそうだ。
 ヒエ〜 ガッツあるねえ。
 教室終了後、そのカトウ氏と近所の居酒屋へ。
 (あいにくそのときの写真を撮り忘れてしまい、代わりに、むかし彼と飲んだときの写真を掲載する。)

右がカトウさん

「絶賛展示中 !」

 歳のせいか、このごろ仕事のペースが落ちてきて、今年は新作といえる作品がまったくなかった。そんな中、新作とはいえないが「午後の鹿骨(1/80)」というムズカシモノの作品が6月に完成し、そのまま「さかつう」さんへ持ち込んだ。その後でははじめて、一昨日さかつうへ出かけると、確かに「はがコーナー」の最下段の、棚の真ん中あたりにその作品が置いてあった。これは過去におなじものを3回作り、今回で4作目となる「非常にボロい工場作品」であるが、いままでの中では本作が一番出来がよいと思っている。
 さかつうとは東京巣鴨の「さかつうギャラリー」のことで、鉄道模型レイアウトの制作に使う材料や、一般的な工作素材などが豊富に揃っている。この店のキャッシュレジスターの下あたりに、ちょっとした、はが作品のコーナーがあって、小生作による小さな作品や、オイルステインの塗料や、黒染め液など、普段ぼくが教室で使っている材料がまとめてそこに置いてある。本日のお題である「午後の鹿骨」も現在絶賛展示中ですので、一度ぜひご覧になってください。
 さかつうギャラリー: https://sakatsu.jp

「午後の鹿骨(ししぼね)」。ししぼねとは東京の外れ、江戸川区に実在する地名です。

「ノエカフェ」

 写真はノエカフェのイッシキさん。
 2000年ごろ、渋谷パルコで「アートインボックス制作教室」を開催したことがあった。イッシキさんはそのときはじめてぼくの教室に参加した古くからの生徒で、そのあとも、つい最近まで教室に通い続けた生徒の中ではボス的存在の方である。
 彼女はドールハウス・コレクターとしても有名で、2008年ごろ「ノエカフェ」というカフェを練馬にオープンさせ、彼女が収集した膨大なコレクションを眺めながらお茶を飲むというその店が大繁盛した。しかしだんだんとコレクションの数が増えすぎてお茶を飲むスペースがなくなってしまい、現在ではカフェの機能をクローズし、ドールハウス・ミュージアムandワークショップ・スペースとしてのみ営業している。
 そのドールハウス・ミュージアム「ノエカフェ」へ、拙作「東家(あづまや)」が運ばれたということを、8/29日にここでお知らせした。しかしその後カフェへは行けずじまいで、作品はまだ見ていなかった。そこで体調も良くなった10月7日の午後、東家展示後はじめてノエカフェを訪れた。
 ずいぶん久しぶりの訪問だった。
 行くたびに収蔵品の展示方法が微妙に変わり、あちこちで作品の位置が入れ替わっている。小生の東家は2階の階段を昇った正面に置いてあり、いかにもノエカフェらしいアンティークなガラスケースにピッタリ収まっていたので、一瞬違った作品に見えた。
 ひと通り作品をチェックし終えてから彼女にスマホを向けると
 「顔がバサバサだから、写真、イヤなの‥」
 と、言いながらもポーズしてくれた。
 東家を含め拙作は4点展示中です。
 行ったことのない人はぜひ一度お出かけください。
 ノエカフェ: https://noecafe.wixsite.com/official

イッシキさんと東家(あづまや)

「初外出」

 9月10日ごろジオラマ界のレジェンド金子辰也氏からジオラマ作品展「カモメ」(9/21〜9/30)の案内状が届いた。届いた時点では体調がいまいちだったが、以前金子さんと会ったとき、必ず行くと約束した覚えがあり、まあ、最終日の30日までには、まともに歩けるようになるだろうと思っていた。
 で、結局、最終日の昼前に、どうにか会場に辿り着くことができた。
 これは術後はじめての外出で、ウェストにはコルセットを巻き、準備万端整えて家を出ると、途端にパラパラッと雨が来た。調べると台風の影響らしく、くじけそうになったが、かまわず山手線で原宿へと向かう。駅に着くと雨は止み、そこからはタクシーで会場へ。
 ギャラリーの扉を開けたのは午前11時過ぎだった。金子さんはまだ来ていないだろうと思っていたら、すでに彼は数名の客としゃべっていた。壁ぎわには(株)タミヤなどから贈られた祝花が10鉢ほど並び、さすが金子さんである。最終日だというのに会場はもう十分に賑わっていた。
 肝心の作品だが、海とカモメとボートをモチーフにした明るく爽やかな新作が10点ほど並んでいた。見ていて気持ちのいい、いかにも金子さんらしい作品ばかりであった。
 当日は、できるだけバイデン歩きにならぬよう十分に気をつけていたが、ギャラリーの入り口に洒落た階段があり、帰りにそこで少しよろけてしまった。
——残念 !

左が金子辰也さん