「忘年会のこと」

 12月15日(日)の午後6時から約2時間、うちのクラブ(渋谷クラフト倶楽部)の忘年会があった。場所は池袋のお好み焼き屋「もんじゃ・Na味(なみ)」。ひさしぶりにクラブ員が顔を揃え、暮れのいっときを楽しんだ。
 参加者は以下の27名だった。

 テシバさん
 たかはしさん
 イッシキさん
 キシモトさん
 シノハラさん
 ウエノちゃん
 キットさん
 マイクさん
 らるかちゃん
 ともみさん
 ジュンコちゃん
 山ちゃん
 タカタニさん
 まゆみちゃん
 ノエちゃん
 ヤザワちゃん
 フクダさん
 かねこさん
 はが尚さん
 アキヤマさん
 イナバちゃん
 ミキちゃん
 エリちゃん
 ヤマノ会長
 イギシさん
 フルハシさん
 & HAGA

 クラブが結成されてから20有余年がたち、我がクラブも年々高齢化が進んでいる。このたびの出席者のうち3分の1が高齢者で、いまではこのわたしが最高齢者となってしまった。長時間にわたる飲み会は、だんだんと億劫になりつつあり、最後まで居られるかどうか、当初は非常に心配していた。しかし乾杯のあとはあっというまに時間が流れ、たちまちお開きに。
 散会するちょっと前に下の写真を撮った。(シャッターを切ったノエちゃんを除く参加者全員が写っています。右下に帽子を被った男3人組がいますが、真ん中のカーキ色のソフト帽が私です。)
——-みなさん、おつかれさまでした。

2024年/渋谷クラフト倶楽部忘年会

「生徒展のこと」

 来年のはなしですが、お知らせいたします。
 うちのクラブでは、たまに生徒作品の発表会を行なっています。来年は11月16日から11月22日の日程で、「渋谷クラフト倶楽部作品展」と銘打って、東京有楽町の交通会館地下1階「ゴールドサロン」での開催を予定しています。
 3月に講座が終了した「東家(あづまや)」教室のみなさんや、現在制作中の「ブーランジェリー教室」「火の見やぐら教室」のみなさん、いま教室で制作中の作品は、来年の11月までには間違いなく完成するでしょうから、それらの作品をこの生徒展に出品しませんか‥?
 制作にはけっこう時間がかかりますので、今から準備をはじめるぐらいがちょうど良いと思い、お知らせいたしました。
 ——以上、出品のことを含め、本件に関するお問い合わせは当クラブ会長・山野潤一朗—-080-5031-8945/Email: yamano11ro@gmail.com—-までお願いいたします。
 ちなみにこの生徒展、いままでは芳賀作品展との合同開催が多かったのですが、来年は生徒作品のみでの展開を予定しています。
 どうよろしく。

「本のこと」

 1995年に「1/80木造機関庫制作記」という本を書いた。この本は(株)東京中央出版というところで2000部印刷したが、もうほとんど在庫が残っていない。しかしそのあとに発売された、内容がまったくおなじ「しぶ〜い木造機関庫をつくる」という電子本が、現在、Ebook Japan から発売中だ。
 https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/100330/A000001084/
 上の本を書いた翌年、わたしは「続・木造機関庫制作記/雲の上から届いた便り」という続編もつづけて書いた。しかし、こっちの本はどこも印刷してくれず、しょーがないので一冊づつ手作りの和綴じ本にして、作品展の会場や、イエサブの棚などで細々と売っていた。だがそれもいつしかなくなって20年が経った先月、元生徒ユウさんから写真(下)のようなサンプル本が届いた。
 おお、これは正に、むかしわたしが書いた本ではないか!!
 ユウさんはここ数年たくさんの私製本をつくってくれている。当サイト・インフォメーションに掲載されている「1/80 消防署をつくる」や「しぷ〜い町工場をつくる/午後の鹿骨」や「メイキング・モデル・オブ・ザ・トキワ荘」等々。
 実は今年の8月ごろ、わたしは非常にヒマだったので、むかし書いた数冊の本を、ポツポツPCで文字起こしし、ユウさんの元へデータを送ったことがあったのだ。
 そして
「書籍化は、いつでもいいから‥」
 と、言ったきり、そのことはすっかり忘れていた。
 忘れてから2ヶ月、ある日突然本が届いた。
 つづけて先週の日曜日には、今度は当人(ユウさん)が、打ち合わせのためにやってきて、やれ「表紙のガラが違う」だとか、「この写真はいらない」など、いくつかの細かな点が話し合われ、もう一度サンプルを印刷することになった。
 ユウさん、いろいろとありがとう!!
 おかげで古い本が一冊よみがえるかも、です。
 そのときには改めてまたお知らせいたします。
 乞うご期待を‥。

「木津展」

 東京藝術大学油絵科・木津文哉教授の、「退任記念展/錯視の表情」という作品展に行ってきました。会場は東京芸大本館地下2階の大学美術館。
 https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2024/11/kizu.html

 優に200坪はあると思われる広大な会場に大小合わせて100点近くの木津作品が整然とならび、見応え十分。よくまあこれほどの作品群を生み出したものだと、木津先生のパワーに圧倒された。
 先生はむかしからわれわれのクラブ(渋谷クラフト倶楽部)に親しく接してくださり、会合の折には気さくに「講演」(例えば草木の作り方の説明など)、を引き受けてくださったり、また生徒展の折には出品作一品一品についての寸評をお書きいただいたりもした。そしてまた、あるときは、なんとご自分の作品を、われわれの作品展に出品されたこともあった。
 そんな木津先生も今年65歳。「退任記念展」ということは、教授を定年退職されるのだろうか‥。と、なると、今後こんな大規模な木津展はもう見られないのかもしれない。
 みなさんもぜひお出かけください。
 12月1日(日曜日)までです。

「TH誌/創刊100号」

 トーキングヘッズ叢書(TH誌)第100号/特集「いとしの人でなし」が先日発売になった。
 100号達成おめでとう!!!
 雑誌が売れないといわれるこの時代に100号達成したなんて、金メダル級の偉業だと思う。年4回発行したとして25年つづいたことになる。(ビシッと文字がたくさん詰まった読みごたえ十分な雑誌です。アマゾンでも扱っていますので、読み物好きのみなさん、ぜひお求めください。)
 わたしはこの雑誌の創刊55号から「はがいちようの世界」という連載コラム的ページを担当させていただき、毎回いろいろな作品を、数枚の写真と短い記事によって紹介している。今回は連載その46。片面1ページの小さなコーナーながら、ネタ探しには毎回苦労している。一度書いたエピソードをふたたび書くわけにはいかないし、一度紹介した作品をふたたび紹介することもできず、正直46回目ともなると、もうあんまり書くことが残っていない。
 掲載誌は毎号送ってくれるので、手元には過去に担当し執筆した全46冊がズラッとならべてあり、いちいちそれらを見比べながら、毎号新しい記事を捻り出している。
 今号では「散髪屋チャーリー」を紹介させていただいた。

「トーキングヘッズ叢書vol.100」より

「忘年会のこと」

 渋谷クラフト倶楽部の山野さんが、今年の忘年会のことで相談に見えて、最近ボクの教室に加わった新しい生徒さんたちにも宣伝して欲しいとのことでした。
 下記がその要項です。新入生も歓迎です。
 どうかお気楽にご参加ください。

 渋谷クラフト倶楽部と芳賀教室の「2024年忘年会」を開催します。
 お誘い合わせの上お越しください。
 ●日時: 2024年12月15日(日)18:00〜20:00
 ●場所: 池袋・お好み焼き・もんじゃ「Na味(なみ)」
  https://www.hotpepper.jp/strJ000003337/map/
 ●会費: ¥5000
 参加希望の方は11/29(金)までに山野までご連絡ください。
 よろしくお願いします !
 渋谷クラフト倶楽部
 山野順一朗
 e-mail: yamano11ro@gmail.com
 080-5031-8945

 渋谷クラフト倶楽部はボクの教室の現役生徒とOBたちの集まりです。作品展の開催や勉強会、懇親会、見学会など、さまざまなクラブ活動を行っています。下の写真は、先週みんなで練馬の「ノエカフェ」(ドールハウスミュージアム)へ見学に行った時のものです。

ノエカフェで。

「作家さん3人組」

 昭和42年生まれのミニチュア作家3人組が、巣鴨の「さかつうギャラリー」で、今月2日から、「ミニチュア大好き昭和42年会/合同作品展」という、ミニチュアの作品展を開催中だ。
 その3人が、さかつうの社長(サカモトさん)と連れだって「ギャラリーICHIYO」を表敬訪問してくれた。
 みなさんご来場をありがとう!!
 下の写真、向かって左から、さかつうのサカモトさんに、ミニチュア作家のシミズ・トモミさん、カワダ・タカシさん、モウリ・ナオミさん、以上3人が作家の3人組で、そして一番右は四国のバンビーニさん。(ボケた写真でごめんなさい)。
 こんな訪問を受けちゃいますと、ついつれられて、さっそくわたしも、彼らの作品展を見に行ってきました。会場には、ガレージ、ロボット、カフェの3つのテーマで、三者三様の、ファンタスティクなミニチュア作品、(多分24分の1サイズ)が、小物も含め50点ほどならんでいました。
 オススメです。
 みなさんもいかがでしょうか‥。
 10日までです。
 合同作品展: https://sakatsu.jp/event/10724/

 なお、さかつうさんのレジ下には、ちょっとした「はが作品のコーナー」がありますので、おついでに、ぜひそちらもご覧になってください。